武家屋敷ホテル「RITA 出水麓 宮路邸」を運営する、株式会社いづるが、鹿児島に「サツマ・サムライ・サウナ」(通称:サササ)を作るプロジェクトを開始しました。
クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」で募集中。建築を志す鹿児島大学の学生と、サウナにアツい情熱を注ぐ建築家のクマタイチ氏との共同で、築120年の歴史ある建物を活用した武家屋敷ホテル「RITA 出水麓 宮路邸」に新たな魅力をもたらします。
「サササ(サツマ・サムライ・サウナ)」について
サササは、「サツマ・サムライ・サウナ」の略。
サウナにかける情熱が非常にアツい建築家・クマタイチ氏の協力のもと、鹿児島大学と共同で立ち上げたプロジェクトであり、、そのサウナの名称です。
クマタイチ氏が講師となり、ワークショップ形式で2022年10月に開講。学生たちが提案した図案をブラッシュアップしながら、RITA 出水麓 宮路邸に1つのサウナを完成させていきます。
サササにかける想い。
徳川幕府から一目置かれ、幕末には数多くの傑人を輩出した「薩摩藩」。
その薩摩藩において最大規模を誇り、屈強な武士が集められていたと言われる場所が「出水麓武家屋敷群」です。その一角に、築120年の武家屋敷を改修したホテル「RITA 出水麓 宮路邸」が誕生したのが、昨年6月のこと。
この「武家屋敷ホテル」の敷地内に、この土地を象徴するようなサウナを作りたい。“サウナが好き!”という興味や好奇心を、まちの魅力や歴史を知る入口にしてほしい。自然いっぱいの静かな環境で、心身ともに“整う”感覚を味わってもらえたら。
という想いで「サササプロジェクト」が立ち上がっています。
サウナの構想
鹿児島大学の学生が描いたサウナ案が上記。
遊び心を感じるデザインの中にも、「出水麓武家屋敷群」の歴史ある町並みを象徴する“石垣”を煙突部分に取り入れました。サウナストーブもこの石垣の煙突の中に入る予定です。
※江戸時代からの地割が残る「出水麓武家屋敷群」では、石垣を貴重な文化財として保存しています。
10月の第1回現地(鹿児島県出水市にある「RITA 出水麓 宮路邸」)におけるフィールドワークから、何度も打ち合わせを重ねて、ついに1月ひとつのデザイン案が完成しました。
RITA 出水麓 宮路邸について
1日3組限定の「武家屋敷ホテル」として、昨年6月にオープンした「RITA 出水麓 宮路邸」。
大河ドラマ「篤姫」のロケ地にもなった築120年の「旧宮路邸」を改修・活用していて、母屋・蔵・畑の全てが現存するなど、江戸時代からほぼ変わらない地割が残る貴重な武家屋敷です。
■所在地:鹿児島県出水市麓町18-35
■アクセス:
九州自動車道・水俣ICより車で約35分、鹿児島空港よりシャトルバス(南国交通)で約80分
出水駅(新幹線停車駅)より車で約5分
■電話番号:0996-68-8003 (9:00~18:00)
■施設構成:1棟3室(各室にトイレ・バスルームあり)
客室名 農 – MINORI -:大人4名定員、客室名 紅 – AKANE – :大人4名定員、客室名 謐 – SHIZUKA – :大人4名定員
※小学生以下のお子様連れの場合、大人3名、子供2名まで可
■ご予約:https://rita-izumifumoto.jp/
■公式SNSアカウント:
Facebook:https://www.facebook.com/ritaizumifumoto/
Instagram:https://www.instagram.com/rita_izumifumoto/
薩摩藩士はかつて「半農半士」の生活をしていたと言われており、戦のない平時には農業を、有事の際には武士として戦っていました。「旧宮路邸」には、この「半農半士」の生活様式がよく表れており、ホテルとなった現在も、土間や囲炉裏、かまどの跡や、目上の武士を迎える客間に使用されていた赤茶色の漆喰壁〝ベンガラ壁〟等が残っています。
支配人をはじめ、朝食を担当するシェフや体験提供事業者、設計・施工会社まで、RITA 出水麓 宮路邸に携わる人々は出水市在住。滞在中は、出水麓や隣接する商店街の人々とのゆるやかな交流を楽しみながら、彼らの日常に混じり、その魅力を満喫することができます。
古き良き日本の建物を活用したRITA 出水麓 宮路邸は、若い人には新鮮に、年配の方には懐かしく感じられ、幅広い年齢層に利用されているそうです。
クラウドファンディングの概要
クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」でのプロジェクトは下記の通りです。
プロジェクト名 |【鹿児島大学×クマタイチ氏】薩摩藩最大の武家屋敷群にサウナを作りたい!
URL |https://camp-fire.jp/projects/view/644421
目標金額 |3,000,000円
募集期日 |2023年1月13日(金)~2月16日(木)