小坂家住宅(常磐町)|岐阜県美濃市「うだつの上がる町並み」

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岐阜県美濃市うだつの上がる町並みに居を構える小坂家住宅。

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重要伝統的建造物群保存地区 岐阜県美濃市美濃町「うだつの上がる町並み」

小坂家住宅(常磐町)

重要伝統的建造物群保存地区に選定されている岐阜県美濃市美濃町の「うだつの上がる町並み」。

美濃市は、江戸時代の商人の町で、この「うだつ」が多く残っています。町並みには、江戸~明治時代にかけて造られた商家が軒を連ね、古いたたずまいを見せています。なかでも、国の重文指定になっている造り酒屋の小坂家住宅や市指定文化財の旧今井家住宅は庭や蔵などに往時の繁栄を今もとどめています。

「うだつ」とは、屋根の両端を一段高くして火災の類焼を防ぐために造られた防火壁のことで、裕福な家しか「うだつ」を造ることができなかったため、庶民の願望から「うだつを上げる・うだつが上がらない」の言葉もできました。

小坂家住宅の説明板より

小坂家住宅(常磐町)

この家は江戸時代中期の建築で、頑録年間には金融業を営み、明治時代には県会議長もつとめた名家で、味噌・醤油・雑穀・材木・質屋を家業としていた。平入り住宅の両側の壁を屋根より一段高くしてもうけた卯建が本来は防火壁であったことと示している好例である。ただし卯建が塗籠壁となっているのは明治時代の改造である。損傷の少ない家で文化財として価値が高い。

なお卯建飾りは痛みがひどくなり、近年復元した河原が使用されてる。加納藩藩儒、三宅樅台の生家である。

小坂家住宅へのアクセス

・名称:小坂家住宅(常磐町)

・住所:岐阜県美濃市2267番地

・アクセス:長良川鉄道美濃市駅 徒歩 8分

・見学:不可

・営業時間:ー

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